ようやく入院して、大部屋でベットに入った。

 

 

体の節々は痛く、ベットの上で体勢を変えるのも大変なぐらい。

 

 

大学病院に向かっていた親がどうなっているのか心配で、

ベットの上で電話した。

 

 

コロナ過で入院病棟の待合室までは入れていて待機していた。

 

 

「どこにいるんだ。」と聞かれたが場所は分からないと答えて、

体力的な問題もあり、すぐに電話を切った。

 

 

ここで嬉しい再会があった。

 

 

この日の担当になった看護師さん。

 

 

2016年入院時、新人だった看護師さん。

お久しぶりですと再会した。

 

 

コロナ過でもあるし、

根治不可で退院していたので、

もう会う事はないだろうと思っていた耳鼻咽喉科入院病棟の看護師さん達。

 

話によると、半分ぐらいはまだ残っているそう。

 

 

きつい体調だが、嬉しい再会。

 

 

看護師さんは、

「トイレに行くときは付き添います。」

そして、オムツを履く事に。

 

 

そうこうしていると、

先生二人が入って来た。

 

その先生とも再会だった。

 

2018年に、再々発、余命告知した先生だった。

主治医でも無かったので、あの日以来だ。

 

 

先生の説明は、

 

「軽い腸炎です。」

「絶食で、24時間点滴投与です。」

 

「酷い時は、腸が腫れているのですが、

CT検査の結果、そうはなっていません。」

 

 

先生の説明に安堵した。

 

 

先生は、

「抗がん剤の副作用か調査します。」

「週明けに、専門医の診断と大腸内視鏡検査が行われると思われます。」

「退院は最短で、週明けの火曜日になります。」

「この後、両親にも説明します。」

 

 

入院期間が最短で四日間はながいなぁと感じていたが、

副作用による腸炎か、きちんと検査してもらえるのはありがたい。

 

 

たまに起こる激しい腹痛の理由が判明する。

 

 

その日、トイレには看護師さんが付き添ってもらう事に。

 

距離にして、3メートル。

申し訳なさもあったが、体はまともに動かなかった。

 

 

この日の深夜に、下痢をした。

この下痢以降は、腹痛は治まっていった。

 

 

体調が戻った後に、取った写真です。