19日の退院の前。
急遽決まったのが、試験外泊。
退院前に、一度外泊し、退院後の生活を試してみるとの事だった。
退院の本当に直前の土日。
本当に直前過ぎて、意味ないのではとも思ったが、
胃ろうでの栄養注入を自宅で試してみる事、胃ろう関連の物品が大丈夫かとか。
そして一番大事なのが、介護ベットの設置立ち合いだった。
胃ろうでの栄養注入に使用する、点滴スタンドも借りる事に。
介護保険は、審査中で利用できるかは決まっていないが、
介護保険は結構融通が利くという。
審査を待っていたら、間に合わない実情に合わせるように、
審査後に、事前使用料金も介護保険が利用できるそう。
なによりも、5か月以上ぶりに家に帰れる事が嬉しい気持ちがあった。
やっとプライバシーが得られる。
それが、癌の再発治療手術の為に入院し、再々発したという事実があっても、
余命宣告された残りの時間に、自由がやって来たと感じていた。
胃ろうでの、薬と栄養注入は、自宅で3回試す事に。
自宅での、夜。
一夜明けて、朝、昼と。
それが終わったら、夕方までに病院に戻るスケジュール。
3回分の薬、胃ろうの栄養剤(エンシュアリキッド)、
胃ろう関連の物品(シリンジ等)をカバンに詰めて自宅へ。
お昼の薬と栄養注入が終わったら、
出発だ