退院日が6月18日に決まった。
オプジーボが2週間毎。
なので、次のオプジーボは、
外来で受ける事に。
退院後、二日過ごした後には、直ぐに大学病院に来ることになる。
退院後の生活を送る為に始まったのは、
自分で、胃ろうでの栄養注入。
看護師さんが胃ろう注入セットを持ってくる。
そこからのやり方を教わり、実践する事になった。
点滴に栄養剤を入れ、
胃ろうのボタンを開け、点滴のカテーテルを胃ろうにセット。
点滴のクレンメで、点滴の開始と、点滴の注入スピードを調整する。
そこまでで終わり。
大した事ではなく、一度で覚えられる事だが、
これからは、胃ろうでの栄養注入が、命を繋ぐ生命線となる。
余命宣告された事を伝えて以来、
嚥下リハビリも、開口リハビリも、リハビリに関わる人は誰も来なくなった。
残酷な現実だ。
そいて、
大学病院内の在宅療養支援室という部署から
ソーシャルワーカーの方が来る事が決まった。
退院後についての話してくれると。
ソーシャルワーカーの方からは、
余命宣告された事を、より現実的に感じる話を聞く事になる。