胃ろう手術中に目覚め、腹をぶっ刺されたという地獄を味わった。

 

 

手術の翌日から、痛みは、

体を動かすと、ピりっと胃ろう部分は痛む程度に。

 

ベットの上で、動かなければ痛む事もなく、

今までの手術と比べようもないぐらい、術後としては大した事は無かった。

 

 

手術中覚醒し、部分麻酔も効かなかった事は、

手術を行った先生からその後も含めて、説明も何もなかった。

 

胃ろう手術自体は、無事終わった事もあり、問題なしと判断されたのか?

 

 

患者に対して、術中の想定外の事は説明するべきではとか、

 

胃ろう手術で起こった事を考える事は無かった。

 

 

全ては、残りの命。

 

余命に思考の全てを持っていかれていた。

 

 

睡眠薬で、夜寝る時も・・・・

 

 

起床した時も・・・

 

 

余命半年から一年と宣告された

一日が終わったんだという事に、

頭を支配されていた。

 

 

半年から一年と宣告されると、

余命半年として、10月には死んでいると考えてしまう。

 

余命宣告されたのが、5月。

 

 

もう、6月。

 

 

あと、四か月。

 

 

それしか考えられなくなっていた・・・