※これから書く事は、手術にて自分に起こった事です。
手術に対して、不安に感じている方は、読まない方がいいと思います。
その場合は、今回はここまでお願いします。
胃ろう増設手術が始まった。
部屋は、狭い内視鏡室に沢山の人々。
手術の時のいつもの、
医療従事者の方々との挨拶交換。
今回は、全身麻酔ではなく、
鎮静剤を点滴で、意識を落とし。お腹側には局所麻酔。
鎮痛剤の点滴が始まって、いつの間にかに意識を失った。
今までの手術なら、看護師さんに、
「○○さん、手術は終わりましたよ」と声掛けで目覚める。
今回は、そうならなかった。
手術中に目覚めた。
目覚めた瞬間に、激痛。
お腹を刺されている激痛が。
胃ろうの手術の最中に、目覚めた。
しかも、部分麻酔が効いていない・・・
「ギャーウギャー
」
「やめてくれ」
「もう、やめてくれ」
先生が、お腹に器具を刺している。
お腹を、刺されている痛みは、言葉に出来ない程のもの。
手足をバタバタとして、言葉にならない叫びの後、
痛すぎるので、「止めてくれ」と叫ぶ。
涙が流れているのかも分からない。
胃ろうを作る為だとかを考える事は全くなかった。
看護師さん達に、手足を押さえられる。
先生は、「部分麻酔を追加します。」と、
それも、全然効かない。
お腹を刺されている痛みに、悶絶し続ける。
先生が、「もうすぐ終わりますので。」と言うが、
1秒、1秒が我慢できない。
でも、手足を押さえられて、どうもしようがない。
只々、痛みに叫びながら手術は続けられた。
拷問処じゃなくて、殺されているような状況、
あと少し、あと少しと信じるしかなかった。
どれくらいの時間、痛がって、叫んでいたのか分からないが、
手術は、終わった。
手術が終わると、痛みは治まっていた。
お腹に刺していた器具を抜いた時に、痛みは治まっていたよう。
手術中に、部分麻酔が効かなくなる事なんてあるのか?
あったとしても、追加での部分麻酔も効かないなんて・・・・
どの時点で、目が覚めたのか分からない。
お腹に器具で穴を空けた瞬間に目覚めたのか?
途中で目覚めたのか?
どちらにしろ、地獄だ。
この入院中になんども味わった地獄だ。
しかも、余命宣告された後だ。
完治の為の手術でもない。
自宅療養の為の手術で、起こった事実です。
※手術に不安を感じた方が居ましたら、謝罪します。
申し訳ございません。