この日、最後の治療であるオプシーボが始まった。
投与スケジュールは、2週に一度。
お昼、経鼻胃管での栄養補給が終わった後。
個室から大部屋に移動。
その大部屋で、自分も含めて2人がオプシーボを受けるとの事。
オプシーボの初めての投与は、医師が見守らないという事。
投与時間は1時間程度。
投与が始まると、
医師は、パソコンを見ながら、たまに患者2人を見ていた。
投与が始まって、30分ぐらいで異変が・・・
体温が上がってきてのが分かった。
風邪で、熱がある状態と同様の感じに。
先生には「暑くなってきました。」と伝えるが、
「様子ましょう」と特に何かをして貰える事はなく、そのまま投与は終了した。
投与後、
バイタルチェックの度に、38度以上ある状態が続いた。
結果、高熱は、三日間続いた。
三日間、朝昼晩、ずっと熱は出っぱなしで、まあまあの辛さだったが、
投与後三日で、パタリと落ち着いてくれた。
その後、医師から「オプシーボが無事に終わって良かったですね。」と言われて、
「三日三晩熱が出ていましたが・・・」と伝えたが、
苦笑で終わった。
医師は、熱はオプシーボに関係ないと思っているのか?
熱ぐらいなら大したことないと思っているのか?
全く分からなった・・・
とりあえず、初めての「オプシーボ」は無事に終わったようだ。