入院生活の一日。
この頃は、
ほとんどの時間が栄養注入の時間だった。
傷の洗浄が無い日は、点滴が繋がっている以外は何も治療が無い。
朝は、バイタルチェック。
時々は、朝7時前に採血もある。
週に何度かは、採血が行われる。
寝ぼけている時に、チクリと採血が行われる。
一回で成功すれば、大成功。
複数回でも、仕方がないが日常になっている。
朝の栄養注入(薬も)。
経鼻胃管による注入。
注入スピードは、ゆっくり目。
1時間超は、掛かって入れていた。
一気に入れると、気持ち悪くなる事があるので。
注入が終われば、
ナースコールして、看護師さんに白湯をいれられて終了。
そして、あっという間に、昼の注入に。
そして、昼の注入が終わって、2時間もないうちに、
夜の栄養注入に。
一日のほとんどが、栄養注入に注がれていた。
ちなみに、ビーフリード輸液での栄養注入も行われている。
人が生きるエネルギーを取る事が、
口から出来ないと、こうも大変なのかと思い知らされた日々。
そして、夜8時を過ぎると、睡眠薬の注入の時間。
お願いして、9時ぐらいに注入してもらう事もあった。
睡眠薬は、強い薬だった事もあり、
入れたら、10分も起きていられない。
気絶するように、眠らされてしまう。
そんな日々を過ごしていた。