1月の手術で開いた傷を塞ぐ為、始まったのが、陰圧閉鎖療法。
考えれば、2か月近くかかっても傷が塞がらないって恐ろしい事だ。
放射線治療をMAXまで浴びているゆえの副作用でもあった。
約一年前、2017年4月に受けた左側リンパ節郭清の時。
傷を開いたりしなくて、縫ったままだったのに、乳び漏れが起こってしまって、
一か月近く入院もしたなぁ・・・
陰圧閉鎖療法は、1週間に2度張替が必要。
その張替は、メンバーが固定されていた。
一人目は、形成外科の女性看護師さん。
陰圧閉鎖療法に慣れているベテランの方。
この看護師さんがリーダーとなって、仕切って、おこなわれている。
二人目が、病棟担当医で、研修医。
のび太みたいな見た目で、結構冷たい先生。
でも、張替や、他の処置でも、丁寧に痛まないように行ってくれる。
なので、冷たい先生だったが、失礼な言い方だが、プラマイゼロだなと思っていた。
三人目も、研修医。
この人は、ロン毛で、イケメン。恐らく看護師さん達にモテモテなのではと想像していた。
四人目は、その日の処置室担当の看護師さん。
四人がかりで、陰圧閉鎖療法の張替処置が行われていた。
陰圧閉鎖療法の色々が剥がされて、生身になった所で、
毎回、写真撮影も行われる。
嬉しかったのは、みんなで
「どこどこの傷は、良くなっていますね。」と言われた時。
少しずつだが、傷が塞がっているのが分かる瞬間でもあった。
毎回、傷の深さを測ってもいた。
ミリ単位での回復があるかどうかだった。
それと嬉しかったのがもうひとつあります。
それは、張替メンバーがワイワイ楽しそうに喋りながら処置してくれる所でした。
ワイワイ喋りながらやってもらう方が、リラックスできました。
気管切開はまだ続いていて、
また処置室で、筆談も出来るじゃないので、
おしゃべりに自分が、参加する事は出来ませんでしたが、
張替処置は、傷を閉じているテープを剥がす時も痛いし、
傷の洗浄、特に太ももの洗浄は、まあまあ痛かった。
でも、張替メンバーの喋りで気を気を紛らわす事が出来ていました。
そんな処置が、暫くつづいていきました。