重病個室から、通常の個室へ移動の日。
荷物は、全て看護師さんが移動してもらえた。
自分は、ゆっくりと歩いて移動。
体には、点滴が24時間着いた状態なので、点滴代を杖にしていた。
何度も、手術を受けているので、体に付いていたドレーンなどの管が、
最大何本付いていたのか、いつ外れたのか、分かっていない事に気が付いた。
最初のころに、首にドレーンが付いていたような気もする。
術後の方のブログでよくある、
ドレーンが抜けましたという記事を書く事すら出来なかったんだなぁ。
24時間点滴から何かを入れていたので、
点滴の針が使用できなくなると、次の点滴の針を入れる注射が、
何度も成功しなくて嫌だったのも思い出すなぁ。
通常の個室には、色んな機械が置いていない。
重病個室には、心電図などがあった。
回復してきたんだなぁと安心する。
重病個室には、無かった部屋の扉がある事も嬉しい。
この時の現状は、高熱はでなくなっていた。
38度前後だと、慣れてしまったのか?平熱のような感覚になっていた。
重病個室に移っても、変わらなかったのが枕。
1月10日の手術以降、枕の使用が禁止だった。
枕の代わりに、タオルを引かされていた。
それが、通常の個室に入っても変わらなかった。
そして、顎関固定は、意識すると気が狂いそうになるので、
なるべく意識しないようにしていた。
口内が固定されて、1ミリも開ける事が出来ないのは、軽い拷問のようだった。
本やスマホを見るまでに、回復していた。
この頃には、死にたい、殺してほしいとは思わなくなっていた。