この頃には、スマホを見れるぐらいに回復する事が出来ていた。
重症個室にも、テレビはあるが見る事はほどんど無かった。
多分、一度見たぐらいだった。
首を何度も手術している身では、
ベットの横にあるテレビを見る体制は、辛かった事が大きい。
スマホでは、動画ではなくて、ネットニュースなどを見ていた。
1月10日の手術日から、
一か月近く世間のニュースを全く知らない日々だった。
なので、色々なニュースに驚いた記憶がある。
こんな事が、起こっていたんだと。
具体的には、忘れてしまったが・・・
そして一番の楽しみになったのが、
小林まこと先生の「柔道部物語」
入院時に唯一持っていた本。
数巻読んでいて、その続きを持って入院した。
「柔道部物語」は、熱があって、面白くて、ドキドキハラハラして、
呼んでいて、胸が熱くなった。
「柔道部物語」が、入院生活にも前向きな気持ちを与えてくれた。
「柔道部物語」を持ってきて良かったと心底思えた。
届く事はないとは思いますが、
この場を借りて小林まこと先生へ。
「こんなにも面白い漫画を書いて頂いてありがとうございます。」
「柔道部物語」は、今もこれからも一番好きな漫画です。