今年のインフルエンザワクチンを打とうとして止めた話。

 

往診時、先生から

 

   「インフルエンザの予防接種どうします?

 

   

病院にまで行って、受けるのは嫌だなと思っていたが、

往診時に、自宅で受けられるとの事だった。

 

 

家で受けられるなら、コロナもあるし受けようかなと考えて

 

  「大学病院の先生に受けて良いか聞いてみます」

                     と答えた。

 

今使用している抗がん剤との絡みを考えての事だ。

 

 

そして大学病院での診察時に受けて良いかを聞いてみると

 

  「受けるのを、勧めもしませんが、止めもしません

  「今使っている抗がん剤は、

   インフルエンザワクチンを受けて、副作用が出たとの話があります。」

 

「副作用」という言葉を聞いただけで、直ぐに

受けるのを止める決断をした。

 

どの様な副作用ですか?と聞くことすらなかった。

 

癌患者あるあるだと思うが、

[副作用]という言葉に人一番敏感になっている。

 

もはや「副作用アレルギー」と言ってもいいかもしれない。

 

 

今思うと、

先生が、打つのを止めないというぐらいなので

たいした「副作用」ではなかったのかも知れない。

 

 

次の往診時に、往診の先生に受けない事。

理由として今使用している抗がん剤で副作用が出た人がいるという話をした。

 

往診の先生は、「それなら止めましょう。」

          「今年は、インフルエンザは流行らないとは思いますしね。」

 

 

「副作用」という言葉は、トラウマで、

大げさかもしれないが、

PTSD(心的外傷後ストレス障害)なんじゃないかとも思う。