「司令塔はあなた。」

「大学病院の先生が、どうしようもないと言っても、

諦めたらダメ。」

 

両方とも、ずっとお世話になっている薬剤師さんの言葉。

 

「司令塔はあなた。」は、お世話になり始めた時の言葉。

「誰よりも、貴方の体の事を分かっているのは貴方。」

「この病気に関して、貴方が司令塔になるのよ。」

この言葉がずしんと心に響いた。

 

この日(2020年9月10日)は、抗がん剤治療の為に通院。

前日から予約票を見ていて気が付いていた事があった。

 

9月10日は、予定が入っているが、

その次の受診予定日は、

耳鼻咽喉科の受診は入っているが、抗がん剤治療の予定が入っていない。

 

主治医の先生が、抗がん剤治療の予約を入れ忘れている。

 

なので、受診時に、

「次回以降の抗がん剤治療の予定が入っていません。」と伝えた。

 

先生は、パソコンで確認後、「本当だ」と次回以降の予定を入れ始めた。

一旦、パソコンを止めて、部屋を出て行った。

 

戻って来て、

「すみません次回の外来治療室の予約が埋まっています。

こちらで(耳鼻咽喉科の処置室)で、抗がん剤治療を受けてもらいます。」

 

「司令塔は、自分」、そう思って動いているので、

先生のミスにも、イライラする事はなく、問題が回避されたと思える。

 

ちなみに、前主治医も一度、予約を入れ忘れて処置室で受けた事がある。

 

もしかしたら、抗がん剤治療の予約入れ忘れは、

先生達の「あるある」なのかもしれないなぁ。