半固形ラコールを注入し終えた13時頃。
電話が鳴った。
番号は、登録されていない番号。
電話を取ると、
「○○大学病院の△△です。」
大学病院からの電話で、なんだろうと、体が強張った。
話を聞くと、数年前に担当してくれていた歯科の先生。
「覚えてませんか?」と名前を言われたが、覚えだせないでいた。
「うんーん」と回答をした。
電話した理由は、歯はどうですか?だった。
今のカルテを見て、下の前歯が倒れて行ってる事も知っていて、
心配して電話してくれたとの事。
「二つ前の担当でしたよ、覚えていませんか?」と言われて、思い出した。
大学病院の歯科の担当は、二人体制で。
一人が、本担当のベテラン先生。
もう一人が、アシスタントのような新人先生。
その新人先生は、年度ごとに替わる。
担当の先生と聞いて、本担当の先生かと思っていた。
二つ前の担当で、アシスタント先生だと理解した。
その瞬間に、アシスタント先生で、女性は一人だったので
あの時の先生だと、やっと思い出すことが出来た。
ちなみに、本担当の先生も女性。
「思い出しました、わざわざ電話ありがとうございます。」と伝えた。
それから、その頃の話や、今の歯科の悩みなどの話をした。
そして、「今度、時間があえば、歯科受診時に様子を見に行きますね。」
と言ってくれた。
現在、歯科の違う科に移動していて、階も違うとの事だった。
てっきり、違う病院へ行っているものだと思っていた。
最初、強張ったが、嬉しい電話になった。
担当を外れた先生が、気になって電話をくれる事もあるんだと思ったし、
それで電話をくれるなんて、優しい先生だな~とも思った。
担当時から、優しく、丁寧な先生だったなぁとも思い出した。
歯は、現状良くないが、電話を貰って、元気が出た。
ありがとうございます、先生