2017年7月27日に大学病院へ行ってから、

次の外来(2017年8月29日)までの間は、癌になってから初めて1ヶ月という期間。

病院に行かない期間としては、初めての長さとなった。

 

やっと経過観察になったんだと、実感する事が出来た。

 

もちろん、放射線治療の副作用での、唾液が出ない、味覚障害もまだあるし、

起立性低血圧もあるし、首や頭の一部までの麻痺などは継続していたが・・・

 

 

入院中に、行ってみたかった事もやる事が出来た。

プロレスを見に行く事だ。

 

2017年8月2日

 

 新日本プロレスを鑑賞。

 

 癌治療で、ほぼ寝たきりになってから、

 体一つで勝負するスポーツにより魅了されるようになった。

 自分が動けない分、運動神経抜群なスポーツ選手の凄さをいつも以上に感じる。

 

 体一つの最上位ともいえるプロレスにも、興味を持つようになり、

 テレビ観戦をするようになった。

 そして、今回初めて見に行った。

 

 固い椅子に座っている事は辛かったが、プロレス自体は物凄く楽しく見れた。

 

 驚いたのは、だった。

 

 体をぶつける合う音が会場に響き渡る。

 

 兎に角、生観戦は、迫力が凄かった。

 会場の盛り上がりにも、驚いた。あんなに一体感があるんだと。

 

 途中から、お尻と背中が痛くなった。

 家でも、座っているとお尻が痛む、尾てい骨の辺りだ。

 なぜお尻が痛むのか全然分からなかった・・・・・・

 

 ちょくちょく座り方を変えながらの観戦だったが、見に行けて満足だった。