2016年9月に癌が、発覚して以来、初めて飛行機を使って旅に出る事が出来た。

 

 目的は、アイドルの解散ライブ。

 ハロプロの℃-ute (キュート)。

 

 アイドルは、自分が弱っている時にハマるらしいが、自分もそれに当たっていたと思う。

 そして、アイドルに関しても、このライブを最後に現在まで、離れた。

 

 ハマっていたと言っても、CDを何枚も買った事もなく、

 握手会のような物にも参加はしていないが、

 ライブに行けたら行く程度だったので、そこまでは、無いと思っているが、

 いい歳をしてライブに行く事に躊躇していなかったので、

 ハマっていたと認識している。

 

 何度も死にかけている現在、弱ってはいるが、もうハマる事も無い、

 今は、アイドルを見ようとも思わない。

 男女問わず、アイドルという存在自体が、

 どうしても、自分が可愛いと思っていて、ちやほやされたい感じがみれ、見てられない。

 芸能人という職業は、大体そうだと思いますが。

 ℃-uteには、それを感じさせてもらう事がなかったので、

 解散ライブまで、応援する事が出来たし、パワーも貰っていた。

 

 

2017年6月12日(月)

 

 地元から、飛行機と高速バスで、ライブ会場である埼玉スーパーアリーナへ。

 

 ライブ会場には、大勢の人であふれていた。

 ライブは、9時10分(キュート910)に終わるという粋な演出。

 素晴らしいライブと解散するんだという現実に、3年ぐらい見ていたので涙が流れた。

 

 そしてこの日が、アイドルという物に関わった最後に日となった。

 楽しませて貰ったアイドルの方々、ありがとうございました。

 

2017年6月13日(火)

 

 映画館のポレポレ東中野で、「きらめく拍手の音」という韓国映画を見る。

 ポレポレでは、面白そうなドキュメンタリー映画をやっているので、東京に行くついでに

 良く見るのでだが、今回も耳が不自由な人のドキュメンタリーで、非常に良かった。

 

化学放射線治療と違って、手術は、日に日に良くなるのを実感する。

4月11日に手術を受けて、2か月後には、旅行に行けているのだから。

 

勿論、直ぐに仕事に復帰する方々もいるので、人それぞれだとは、思いますが・・・・