2017年3月17日 外来。
タイトルの通り、治療効果判定日。
大学病院に行く道中、
癌が無くなっていると前向きに、前向きにと考えていた。
あんなにつらい治療をしていたし、
ヒトパピローマウイルスの陽性だし、
先生にも、喉を見てもらって、癌が見えないと言われていた事を、
根拠として、いい判定になると考えていた。
自分の番号が、表示され、診察室に入る。
先生が目を合わせてくれず、挨拶を交わし、画像を使って、説明が始まった。
目を合わせて貰えない事に、違和感を感じた。
喉の画像を元に、
「まず、原発である中咽頭の癌ですが、消えています。」
俺
次に首の画像に変わる、首の左側に光るものが写っている・・・・・
「ですが、首の左側にあるリンパに転移していた癌が、残っています。」
俺
「手術を行って、癌を摘出した方がよろしいと思われます。」
俺 「・・・・はい、手術を受けます。」
そこから、手術の説明が始まった。
話を聞いている途中から、気分が悪くなり、気を失いそうになる。
俺「先生、気持ちが悪いです、横になってもいいですか?」
そして、診察室の奥にある、処置室で横にならせてもらった。
血圧を看護師さんに測ってもらいながらも、絶望の中にいた。
あんなに嫌だった、手術をする事になった。
あんなに、辛い治療を受けたのに、癌は、消えないなんて
沢山よんだ、同じ病状のブログの方々は、ほとんどの人が、
化学放射線治療の後は、その後再発する方はいても、一度は、癌は消えていたのに・・・・
10分、15分ほど、休んで、大学病院を後にした。
治療効果について、前向きに考えていただけに、その落ち込みは激しかった
まさか、癌残存を聞いて、倒れるなんて考えてもいなかった・・・・
判定日に決まった事は、望んでいた事とは違って。
首左側リンパ節にある転移した癌と、
周辺のリンパ節とを摘出する手術を、約一か月後の、
2017年4月12日に行われる事が決まった。
今考えると、ここからが、第二シーズンの始まりになった。