リミックス版DVDも好評な鉄割アルバトロスロケットの下北沢
ザ・スズナリでの公演を見てきました。
 のっけからザ・スズナリと周りのスナック街のコントのセッ
トのような、脇から酔っぱらいの志村けんがよろよろと出てき
そうな風情にくすぐられます。ザ・スズナリ_「ザ」ってつく
んだ_に入り、激安ハイボール片手に桟敷席に上がり、BGMの
ゆる~いデルタ・ブルースを聴いていると、もうその世界に軽
~く"セット"されてしまいます。
 チラシなどの舞台写真から「あらびき団」のようなシュール
な展開を予想していましたが、ゆるキャラと語り口の巧さで不
思議な世界に引き込まれます。隊員を引き連れてやってきた教
官が、隊員にただただぶたれるのがツボに。
 くすくす笑いの波紋が広がって、ヒネったオチで暗転し、暗
闇に笑いの余韻が漂います。そこにストレンジなレゲエやニュ
ー・ウェイヴの曲がDJ的な”繋ぎ”の感覚で入って、テンポよ
く展開してるのは技アリでした。
 見ているうちに、TVで見る宮藤官九郎の脚本とか「時効警察
」の岩松了と布施えりのやりとりのような「ゆるい」笑いとい
うのは、実はこういう舞台劇の面白さ・持ち味なのかもという
気がしてきました。
 ビール片手に軽妙な音楽と共に見られるのはなかなかいいも
んです。