市販のUSBメモリーをご支給頂いてデータを書き込む(デュプリケーション)する際に、一括書込みができないことがよくあります。
これは同じメーカーさんの同じモデルでも、フラッシュメモリーコントローラーが別のメーカーさんのものであったり、コントローラーのメーカーさんは同じでもコントローラーのバージョンが異なる場合に生じる現象です。
あるいは、フラッシュメモリー自体のメーカーさんや機種が異なり、メモリーの容量が微妙に異なる場合にも同様の症状が見られます。
例えば、4GBと表記されたUSBメモリーでも実際の有効メモリーは3.8GBであったり4.0GBであったりします。
個々のUSBメモリーは正常動作するのですが、このようなばらつきのあるUSBメモリーを一括書込みした場合には・・・・・
・書込み速度が異なり、遅いメモリーがタイムアウトエラーとなる
・マスターのUSBメモリーより実効メモリー容量が小さい場合に容量不足のエラーとなる
このようなことが起こります。
エラーになったUSBメモリーに関して、CDOTでは必要に応じメモリーの全領域にデータの書込みと読出しのチェックを行い、Read&Writeの速度チェックも行います。

当然、CDOT指定の業務用USBメモリー(ノーブランド品)に関しても工場出荷検査はもちろん、CDOT社内での受入れ検査も実施します。
市販USBメモリーの激安品では、この検査でRead&Write速度が大きくばらついたり、書込み・読出しのエラーがあることもしばしば。
CDOTではフラッシュメモリーのデュプリケータによる一括書込み読み出し検査に限り、一括検査も承ります。
上記の個別検査に関しましてはご要望に応じケースバイケースでの対応となりますのでお問い合わせください。