以前生産した完成品DVDのカンパケ(ジャケット・ケース・DISC)
セットを素材として、DVDプレスとジャケット印刷をしたいとのご相談を頂きました。
完成品DVDディスクをマスターにしてDVDプレスすることはできます。
ただし、DVDにCSSやAPS等を設定されたDVDはマスターとしては使用できません。
この場合は、前回プレスした際のマスターデータからCSS/APS設定の無いDVDビデオマスターか、CSS/APSを設定する場合はプラントダイレクトまたはDLTをご入稿頂く必要があります。
次に盤面印刷データとジャケット。
今回の場合の印刷データに関は、完成品のDVDの盤面とジャケットをスキャンして印刷データにするのことですが問題は...
・DVD盤面
完成品のDVD盤面を解像度350DPIでスキャンした画像を印刷データとすることになります。
このデータはDISCの印刷範囲実寸で、文字要素や線要素がない1枚の画像データです。
今回、印刷データの一部を変更する場合、特に写真画像の場合はレタッチ等の編集作業で時間と費用が必要となります。
参考:DVDプレスの盤面印刷データ
・ジャケット印刷データ
こちらも完成ジャケットを解像度350DPIでスキャンした画像を印刷データとなります。
一般にジャケットの印刷データは、完成品寸法の外側に3mm程度の塗り増しをして裁断時のズレによる印刷無部分が生じることを防ぎますが、完成ジャケットをスキャンした画像データにはこの塗り増しを置くことができない場合があります。
参考:ジャケット印刷データのツボ
このように、以前に制作したDVDプレスのカンパケから、追加生産する場合はさまざまな障害が生じます。
できれば当初生産した業者様で再生産することをお勧めします。
やむを得ない理由でCDOTに再生産をご用命頂く場合、別途費用は発生しますが、最初に生産した時とおなじ画像ファイルをCDOTにご支給頂き、CDOTで完成品と同様のジャケットデザイン・盤面印刷データの割付等を行い、DVDマスターに関しても必要に応じで再オーサリングを致します。
完成品しかご支給頂けない場合は、実際の印刷画像を確認の上、DVDプレス制作手順のご提案を致します。