とある政令指定都市近郊の町に住む私の周辺では、

新築一戸建て住宅に変化が見られます。

(おそらく日本全国、同様だと思います)

一戸建て、といえば庭付きのイメージですが、

それが最近、無い、のです。

代わってあるのは、玄関前に2台分の駐車スペース。

そう、今や1人1台の時代ですよね。

庭が要らないのなら、集合住宅でよくない?

集合住宅では1世帯1台の駐車しかできない、

もう1台分は外で借りてください。

そうだった、以前住んでたマンションのことを

思い出しました。

 

近所を調査しました。

ここ5年以内に新築された1戸建てで、

駐車スペースが2台以上あって、

庭が有る、無い、...結果は

庭無しが65%でした。

私の向いは3件とも玄関前に駐車スペース2台分、

6台の車がまるで月極駐車場のごとく並んでいます。

最も多い組み合わせは、

ミニバンと軽、

 

こうなった背景

夫婦それぞれに車が1台。

・共働き、それぞれ通勤に使う

・AT車が完全普及

・AT限定免許ができて原付感覚で免許取得可

といったところでしょうか。

自動車メーカーはそりゃ景気のいい話。

売れるもんだから、次々に新型車が出てきて、

売れない車はとっとと生産終了、

自動車産業は幅広いですから、部品メーカーはもとより、

修理工場、カー用品店、金融機関、保険会社、

小売業も駐車場広くとれば儲かるし、

車が売れると、国が栄える、

当然、国家も税金や反則金でウハウハ。

 

ところが、コロナ禍でステイホームが叫ばれると、

途端にどこもかしこもガタガタ。

車が動かないと、経済も回らない。