連日、ニュースでは熊本地震が出ない日はないと言ってよく、義援金もすでにしてくださった方には、お礼申し上げます。
今週は、2泊で両家へ行ってきました。
「苦にならずに暮らせたのは、みんな同じの意識が常にあったからだと思う」と自然に口から出たり、
墓前では、「守ってもらえたから無事でした」と口に出して言いました。
各地からの自衛隊、ボランティア、各部署の県外からの応援スタッフ、多くの方々のお力で少しずつ進んではいるものの、
震度7が2回には、素人的に言えば、どんな順で復興していくのか目に見えてきません。
大中小の各文化ホールもやられて、きちんとしたコンサートができるようになるのは、いつの日か。
私も定期的にさせていただいている現代美術館からも、復旧のめどがついてから連絡しますとのことです。
今のところ、住居全壊の人たちが、住居提供の応募や抽選に。
児童生徒はやっと、安全な校舎と認められた学校に限って登校が始まり、今は地震がトラウマにならない心のケアを必要とする時期のようです。
きょうの余震は、体に感じる 'ドンゆらゆら' は3回程度で、かなり減りました。
本震は、阪神淡路の1.3倍のエネルギーだったそうです。
いちばん気落ちしてしまうことは、熊本に住みながら、女性でボランティアに精を出している人たちを知るときです。
自分は困った人に何もできていない、
こんなときは体力維持だけで精一杯ですから。
まず力仕事はできない。
炊き出しの手伝いに行こうと思っても、車を手放していますから公共交通を利用しても、行きにくい場所であれば行けません。
避難生活の方の話相手はどうかと思いましたが、皇族でもないのに、他のボランティアさん達から奇異に見られるだろう、行かないほうがいいと思い、何のお役に立てないままです。
フルートなど持ち運びが便利な人たちは、ボランティア演奏をしているようです。
健康で無事でいられたら、それでいいではないかと、あれこれ思ってそこまでいきつきます。
真剣そうにこう書きながら、猫を見つけては写真撮りをしたりと、お気楽おバカりえこ、です。