代休の日。
予報では夜から明け方までは雨だったが、作戦開始時点では全く降っておらず。しかし半袖に短パンといういでたちでは肌寒く、合羽上下を着込むほどとなった。
渓か海か、出掛けに一瞬悩むが、当初の予定通り海へ。
鯊を獲るべく、要害港最深部へ向かう。
十八尺渓流竿にシモリ浮子、アオイソメで挑むが、第一投からしばらく感を得られず。
やはり、水深4mの底釣りでシモリ浮子というのは無理があるか。そのままの体勢で脈釣りに切り替え、ようやく戦果を上げる。
5~15cm級鯊、15cm級メバル。15cmを越える鯊は、なかなかの抵抗を見せる。
あまり芳しい状況とはいえないため、転進。しかし、行く先々で工事のため侵入できず。
物は試しとばかりに、思いついたのがNNKT川河口域。
侵入容易で、砂場ながら5m先で水深1.5m以上あると思われる、なかなかの好地形。
ここで、予想外の展開に翻弄される。
鯊を主攻撃目標としていたため、要害港そのままの装備で挑むが、鯊らしき感は無し。
変わりに激烈な魚信と引きを連続的に食らい、2lbのハリスを容易く切り去られること5度に及ぶ。
そのうち1度だけ、敵機の姿を確認。30cm級セイゴの速度についていき、豪快な鰓洗いにも耐え切るが、沖目掛けて走られれば、もはや手立てはない。
その他の4度も、やはり沖方向への走りで敗北。
なんとか20cm級クロダイを獲ることはできた。
この程度であれば、対鯊戦装備でもなんとかなる。
いつ見ても天晴れ魚だ。所謂「クロダイ釣り」をやろうとは思わないが、こうして釣れると実に嬉しい。
もう来るまい、もう来るまいと思いつつ釣り続けた結果、被害が大きくなってしまった。
脅威を認識して7m渓流竿にハリス1.5号、先日30cm級クロダイをも仕留めた重装に改めてみるが、時はすでに遅くなったか。
小物の感はあるものの、全く戦果を上げられずに終わる。
NNKT川河口ではかなりの感を得ることができたが、果たしてこれに次があるか。
よほどの好条件が重ならないとこれほどの状況には至らないことは容易に想像できるが、近く、また行くであろう。
この経験を忘れ、あるいは捨てることは、そうできることではない。




