風の強い日が続く。たまに無風かと思えば、そのうち間もなく強く吹きだす。

 そんな日々を繰り返すのは、この時期となればいた仕方ないのであろう。



 早朝よりME川へ。

 TR川下流大堰堤と並ぶほどに大型の鮠、山女魚との激戦を繰り広げてきた川であるが、正しく10年振りに見たその渓相は、当時の面影など一向に感じられぬほど荒涼としたものであった。



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まるで、重機でも入ったかのような状況。彼の瀬や淵は、見るも無残な姿となってしまった。



 早々に離脱し、転進。

 TR川田圃侵入地点へ。

 しかし相変わらず感は遠く、あえて有望な瀬淵に突入するも、逃げる魚族の姿すら見えずに終わる。





 戦果皆無なれど、花信あり。



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 「山女魚は山吹の咲く頃から」という。

 ようやく、そんな時期になったか。

 励まねばなるまい。