梅雨真っ只中という時期にもかかわらず、雨らしい雨は降らず。

 やっと降ったかと思えば雷雨のごとき激しさで、戦場の状況が危ぶまれた。


 土曜朝から日曜朝にかけて夜勤であり、日曜午後は私用のため、出撃できず。

 久しぶりの気分で本日早朝より出、道中Mr.キムラと合流。

 しかし、予定していた江川中流域は大増水にて侵入すら出来ず。

 一気に上流へ向かい、初めて土谷沢へ足を踏み入れる。


 地形図上での読みによれば、この峻険な山間にありながら、平坦な様相と見られる沢。

 確かにその通りの渓相であるが、攻めるべき点は数知れず、距離的には遅々として進まない。


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今回の場合、なかなか前進できないのは、良い渓という証である。


 この間、ブドウ虫、イクラ、川虫、毛鈎にて、10~20cm級岩魚多数を獲る。



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未だ黒ずんだ体色。この沢にあっては、ようやく春ということか。


 二時間半ほどで500mを行ったかどうか。

 大型は出なかったが、数に満足し、離脱する。