★★★★☆(4点)

2023製作

 

菊地成孔さんがおすすめしていたので観た。

アリ・アスター作品を初めて鑑賞。

平日の劇場で見たが人が想像以上に入っていてビックリした。

精神分析のカウンセリングのシーンから始まる。

内容は支離滅裂で難解だというレビューが多いが、映画の脚本を考える際の心理学の教養を薄めず原液のままブチ込んだというような脚本。

 

これが噂のアリ・アスター作品かとビックリした。

 

 この手法を使う場合、フロイトやラカンの精神分析のウンチクを語るシーンを作ってしまいがちだが、それが一切なく観客を無視して振り切っているところがカッコいい!

 

でも3時間は長い。

大きなドラマツルギーは無いが退屈せず笑いながら観れた良い作品。

 

アリ・アスターの次作も絶対観るよ!