ジャケデザインで、どちらもオモテ面っぽく見えるものを「両A面ジャケ」と呼んでいます。 造語です。
「両A面ジャケ」とは、どちらをオモテにして置いても違和感のないように対象に作られているもので、簡単なものはウラジャケの天地を逆にしているだけのものです。
クルッと返せば、出し入れ口が右のまま、ジャケ画が正しい向きになります。
おそらく売る部門ではなく、アーティストやデザイナーの意向かと思います。
1例を。
「Elton Dean」のオモテ。 もちろん取り出し口は右
左右に回転したウラ。 取り出し口は左
シングルジャケですが、画像はオモテと「続き絵」になっています。
ウラジャケを回転させて、取り出し口を右に持ってくると
ってことです。
曲目などの文字の上下も正しくなります。
両A面と言っても、一般的にはどちら側がオモテというのは決められてしまいます。
リリース時の宣伝材料に載せる画像とか、CD 化するときにどちらの面を見えるようにパッケージするとか、その後もずーっとオモテ側画像のみを目にするのみとなります。
Ultravox !「Ha!Ha!Ha!」のオモテ
まぁまぁ似てますがウラも
Island (UK) ILPS 9505 です。
曲目などが書かれたリーフ(1枚もの)もウラは上下逆に印刷されてます。
ちなみに今まで聴いた中での10指に入るくらいの大のお気に入りです(特にA面)。
アーティスト側がいくら両A面にしようとしても、
・ジャケ紙の貼り合わせ方法でどちらがA面か決まってしまう
・背表紙の向きでどちらがA面か決まってしまう
・レコ番・バーコードなど販売時に必要な図柄が追記されてどちらがA面か決まってしまう
など、完全な両A面は難しいです。
背表紙
貼り合わせ(右下にのりしろ)
どちらからも、色ずれの大きいほう(青っぽく見えるほう)がオモテになります。
以前の CD (日本フォノグラム PHCR-18747) は
でした。
小さくて見にくいと思いますがウラの右上に PHCR-18747 って書いてますので、画像の向きで作られています。
まんまとダマされて逆になってました。
その後、2006年に出た紙ジャケはちゃんとしてました。
Al Kooper の「Naked Songs (赤心の歌)」のオモテ
新装盤のほうの紙ジャケ MHCP 597 です。
ウラも
下の画像は旧盤紙ジャケ MHCP 19
ウラの右上に余計な文字がありましたが、いちおうその文字も逆転されてました。
新装盤CDの (おそらくオリジナルの) 背表紙も「両A面」。 やるなー
けど出し入れ口からは、「ピアノ」のほうがオモテってわかります。
うーん残念。
2枚組(両切りジャケ)であれば、出し入れ口からもわからないので、両A面としては完成形かと。。
けど、、、、2枚組でもジャケをバラせば、芯材の向き(ボール紙の形状)からオモテウラの判断ができてしまうのかも、、、
今回、悲しいことが1つ
「Ha!Ha!Ha!」のUK盤は2枚あったはずなのに、1枚しか見当たらない、、、、
~~ もうちょっと・つづく ~~













