先日のCurved Air の来日に合わせてだと思いますが、リマスタ盤の紙ジャケが2作品出てました。
「Air Cut」。
Kirby によるハード・ロック調の曲もあり、意外と人気のあるアルバムのようです。
若き日(確か17歳)のEddie Jobson が参加してます。
前回の紙ジャケは、2004年秋で、韓国の M2U レーベルからのリリースでしたが、ベル・アンティークの国内仕様で、帯、解説、ポスター付きで出ていました。 この M2U 盤は、各曲のトラックがフェイド・インしていました。 緩やかではなく、急激に入るフェイド・インなので、「アレッ」くらいで済むかもしれませんが、気になりだすと、とことん気になります。 盤起こしのスクラッチノイズなどを消すためなのかもしれませんが、ちょっとあきれるマスタでした。 またジャケはA式ジャケで、紙質も全然違いました。
今回、再度ベル・アンティークから、日本プレスでリリースしました。 ジャケはちゃんとE式になっていました。 背表紙の色も黒くなってました。
M2U盤、ベル・アンティーク盤、レコード(英ワーナーのA1/B1盤)の音を、特に1曲目の「Purple Speed Queen」を集中して比較しました。
ドラムの音が全く違いました。 ポイントは、歌が入る直前のフロアタム・スネアを叩く部分、と、歌が始まってからビートを刻む部分です。 M2U盤は問答無用、低音がボワンと広がっていますし、高めの音のスネア・シンバルもボヤけて後ろに引っ込んでいます。 ベル・アンティーク盤はレコードと比べると、フロアタムがぼやけていますが、それ以降は問題ありません。
ソーニャ・クリスティーナのボーカルが最もハードなアルバムです。
ダリル・ウェイもバイオリン弾きまくってます。
前回の紙ジャケは、2002年暮れで、アルカンジェロ・レーベルからのリリースでした。
ジャケ裏に JASRAC のシールが貼られていたのは、ガッカリでしたが、ジャケはおおむね正しく再現されていました。 ただ、このマスタは左右のチャンネルが反転していました。 その前のレパートワー盤が使っていたマスタが元だと思うのですが、これは NG だと思います。
今回は、ユニヴァーサルからの SHM-CD でジャケは細かい文字などされに忠実に再現されていましたが、内袋はビニール製のもののみで、素っ気無い装丁でした。
こちらも、上記2枚と、レコード(DECCAのA1/B1盤)で比較しました。 ポイントは「Marie Antoinette」のイントロの各楽器のクリアさ、「Propositions」のイントロです。
上記2曲では、ベースの音はセンターに位置しているのですが、旧盤は低音が強調されているものの丸みを帯びているので、後ろの広~い範囲で鳴っているようです。 「Marie Antoinette」は 0’45 あたりからベースがすごい手数になる曲なので、もったいない感じです。 「Propositions」は旧盤はイントロのシャウトからして、曇っています。 その後のドラムも引っ込んでいます。
ユニバーサル盤は、左右のギターとオルガンも適度に広がっていて、このステレオ感が良いです。 中低音のバランスがレコードに近く、わざと似た音にしたのかと思うくらいです。
ちょっと待てば、新盤もたぶん中古で安く出回りそうなのですが、、、、まぁ、、、買って良かったです。

