その昔、音楽の情報の大部分は FMラジオからでした。 新譜が出ると、全曲を流す番組もありましたし、過去のアルバムの特集番組もいくつかありました。 曲が聴ければ良かったのでDJ 番組はあまり聴きませんでしたが、唯一、渋谷陽一氏のヤングジョッキーのみは毎週聞いていました。
で、買っていた音楽雑誌はロッキング・オンとニュー・ミュージック・マガジンでした。 レコード・コレクターズはまだ隔月だったか、出ていなかった頃だと思います。
他の情報源が少ないため、ヤングジョッキーで聴いて好きになったはアーティストは結構あると思います。 記憶があるのは、Jethro Tull、AC/DC、Todd Rundgren、Detective 、、、などなど。 Paris もたぶんそうだったと思います。
Paris の 1st はウラジャケの、A面の1・2曲目のクレジットが収録順と逆になっていました。 何かの意図があってのことだ、と主張していた友人がいましたが、単にリリース直前に曲順を入れ替えたからか何かのチョンボではないかと思っています。 実際のところはよくわかりません。
上が日本盤CD・下がUK盤CD、日本盤は「ちゃんと」曲順が間違っています。
オモテ画像の比率も日本盤が 「正」 です。
Paris はその当時、新鮮な音に聞こえました。 これも渋谷陽一氏の影響だと思いますが、Led Zeppelin の 「Presence」、AC/DC の 「Let There Be Rock (ロック魂)」、と Paris の 「Paris」、以上3枚は、自分にとっての3大ソリッドギターでした。(Gang Of Four の 1st を加えて4大とすることも、、、) とにかく初めて聴いたとき「コレだ」という感じでした。 最初の印象とはすごいもので、いまだに、これらが3大(4大)です。
特に Paris はメロディーラインがやけにポップなのに、あのギターの音ですから、その「変さ加減」が気に入っていたのかもしれません(特に9曲目 Rock Of Ages)。 Bill Nelson’s Red Noise
と同じような「変さ」です。
Paris の2nd はギターの音がまぁるくなってしまっため、当時はあまり好きではありませんでしたが、今は、ソロ1作目の French Kiss との中間くらいで、割と気に入っています。
当時、クチパクで演奏風景のPVを見たような記憶があるのですが、YouTubeでは見つかりませんでした。 記憶違いだったのかもしれません。
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Bob Welch はその後、ソロになって売れだすのですが、なぜか、ソロ1作目の French Kiss の曲を聞くと寺尾聰さんの「ルビーの指輪」を連想してしまいます。 同時期に売れていたのかもしれませんし、人物像に何か共通するもの感じたのかもしれません。
91年の Rhino からのベスト盤の最後に90年録音の 「Don’t Stop」 が収録されています。 メタルっぽいリフですが、French Kiss のころの憂いのある曲調で、けっこう気に入ってます。 この感じのアルバム出てたら買ってたと思います。 (たぶん売れはしなかったと思いますが、、、)
その後2003年に出た 「His Fleetwood Mac Years & Beyond」 には、Fleetwood Mac の曲だけでなく、ソロになってからの曲が再録音されています。 なぜか、Peter Green の Oh Well も収録されています。 本人による13頁もの回顧録がついており、そこに書いているようなのですが、なにぶん英文で、、、
かんじんの内容は、全編を通してヌターッとした感じのゆっくりしたアレンジで、あまり好きにはなれませんでした。
ちなみに 「His Fleetwood~」 と 「Three Hearts」 は2500枚限定でサイン入りのものが出ていました。
Paris の Glen Cornick つながりで Jethro Tull に続く。

