今回は Tank の5th と 6th(ライヴは除いてスタジオの6作品目)です。


1987年の 5th 「Tank」



GWRからのリリースです。 ドラムスが Gary Taylor に替わりました。 Algy のクレジットにはキーボードも載っています。


またまた 3rd, 4th と同じく、ものものしいスタートです。 スリラー映画のような「ものものしい」部分はちょうど1分です。


全体的には、前2作とはうってかわり、退屈になったアルバムです。 1曲1曲を聞くと前2作にありそうな曲もあるのですが、、、どこが違うのか聞き比べてみると、音がゴチャゴチャしています。 この当時のハヤリかもしれませんが、リフの音が目立たない音になっており、全体の音がゴーッと来る感じです。 「The Enemy Below」の3分あたりからのギターソロも、直前のブレイク部分がゴチャゴチャしてブレイクできていないので、ソロが目立ちません。 「ここぞ」というギターソロを登場させられる、水戸黄門タイプの曲だと思うのですが残念です。


ジャケの 「March On, Sons Of Nippon」 の下にヘタクソな字で 「三月の日本の子供達」 と書かれていますが、「の」 はどう見ても 「α」 です。



2002年の 6th 「Still At War」


Zoom Clubからのリリースです。ドラムスがPraying Mantis の Bruce Bisland に変わりました。
Zoom Club って Paris とか出てたので、昔のアルバムの再発専門レーベルかと思ってたのですが、、、
昔のアルバムをリリースしたほうがよっぽど確実に売れると思うのですが、商売のためにやってるんじゃない!という意気込みのレーベルなのかもしれません。


1曲目は、またものものしいスタートかよ、と思ったら、わずか15秒で終わりました。
ギターの音が近代的?になって、前作よりはすっきりしました。 1stっぽい手数の多いギターの曲もあり、パワーアップしましたが、う~ん、退屈なのは変わりません。 古典的なノリの(タメってことです)曲が無くなったからかもしれませんし、Algy の声が昔とは全然違い、無機的な感じになったからかもしれません。 タイトルは「戦時中」ですが、終戦です。


当時、ボートラ2曲は日本盤のみだったので(Japan Bonus Tracks)って書かれてましたが、BOXには2曲ともちゃんと入っていました。


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5th は、87年のテイチク盤と比較しました。 BOX盤のほうが1目盛程度音が大きくなってます。 また、低音のボリュームアップによるからか、高音がちょっと抑え目に聞こえます。 鼻の差でBOXってとこでしょうか。


6th は Spirtual Beast 盤と比較しました。 聞きなれないレーベルですが日本盤です。 元々が2002年のアルバムなので音はほぼ同じで、違いはわかりませんでしたが、左右逆になっていました。 (同じ再生機で確認したので間違いない、はず、です)



次回はライヴと編集盤です。