先日触れた 、Tank の Box と旧盤の比較です。


まずは Tank の初期2作です。
この2作は、トリオ編成で、Algy Ward の他は、ギターが Pete Brabbs、ドラムスが Mark Brabbs です。
Kamaflage(カモフラージュ Camouflage と同意でしょうか?)レーベルからのリリースで、国内盤は Victor からでした。 この後、レーベルは倒産しています。




1st 「Filth Hounds Of Hades (激烈リフ軍団)」


笑える邦題シリーズに入れたいアルバムです。
タイトル通り、ギターのPete Brabbsによる手数の多いリフが中心になっています。 後見人が Lemmy、プロデュースが Eddie Clarke ということもありますが、Motorhead の弟バンドと言われていたのもわかります。 
内容は、リズムが性急で、あんまりタメがないので、自分ではあまり好きではありません。 Algy Ward のボーカルがついていっていない曲もあり、モタついているように聞こえます。
ラストの「(He Fell In Love With A) Stormtrooper」は、3作目に入っていそうな曲で、今聞くと、これが大傑作 3rd, 4th の起点だったのか、と思います。 1st 以前のシングルなどボートラ8曲も◎です。



2nd「Power Of The Hunter (反逆の戦士)」


前作のような手数の多いリフの曲は少なくなり、バラエティに富んだ内容になっています。
前作ラストに続き、1曲目の「Walking Barefoot Over Glass」も、次作っぽい曲です。 「裸足で草原を歩いて」というタイトルだけ聞くとちょっと曲調とは合いませんが。
「Some Came Running」はモロ Led Zeppelin 調ファンクです。 ギターの音の感じからすると、Houses Of The Holy の頃でしょうか。
オズモンズの「Crazy Horses」や「Used Leather (Hanging Loose)」で高い声が全然出ていないのはちょっと×です。
ボートラの「Filth Bitch Boogie」はちょっと珍しいノリの良いハードブギでです。 もちろん全くモタついていません。 また「Crazy Horses」はイントロ違いとギターの配置などミックスも違います。 ボートラは 1st よりは少ないですが、こちらも◎です。


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旧盤は Repertoire からの91年リリースのものと比較しました。
1st は、まず、ボリュームが3目盛(何の基準だ?)ほど上がっています。 また全体的には、低音は違いが少ないのですが、ギター音あたりの中高音がクリアになっています。 「Struck By Lightning」や「Bloods, Guts And Beer」など何曲かはリマスタ盤ですごく分離が良くなっているのですが、あまり変わっていない曲もあります。 
2nd は、ボリュームは1.5目盛(だから何の基準だ?)ほど上がっています。 全体的には高音の変化は少なめで低音が微増というような感じで、1st ほどの違いはありませんでした。



3rd 以降の比較も後日。