米国に Lonestar というグループがあるが、英国の Lone Star
は2ワード。
UFO
の Paul Chapman が在籍していたことで有名。
1st は英盤レコから画像を取り込もうと思ったのだが、
いくら探しても見つからない、、、、、仕方なく、CDの画像で。
重いドラム、ファンキーなベース、情熱的なボーカルというハード&ヘヴィな面と、厚めのコーラス、伸びるツインギター、縦横無尽のキーボード、展開の多い曲というプログレっぽい面がある。
説明が難しいときは「プログレ・ハード」という便利な分類がある。
2nd では 1st よりさらに、ハード&ヘヴィな面が強調されている。 演奏面はこの先、どうなるのかという期待できそうな音になっている。 ボーカルは後に Uriah Heep
に加入する John Sloman に変わったが、しぼり出すような声で、あまり好きになれなかった。
BBC のライヴもリリースされており、1st のメンバで4曲、2ndで4曲が収録されている。 John Slomanは4曲とも、精一杯絞り出していた。 苦行だ。
さらに、ノリの良いはずの Flying In The Reel はリードギターにノリが無くぎこちない。
しばらく前に、オクラ入りになっていた 3rd がリリースされた。 カセット録音であり、音が悪いせいもあるのだが、ヘヴィさが減っていた。 確かに 2nd の延長線上のようではあるが、見事に産業ロックに近い音になってしまっていた。
あらためて Lone Star は「アタリ」と「ハズレ」の紙一重のところにいたんだなぁ、と思った。
Lone Star といえば Paul Williams
(「Ordinary Fool」 に収録)に続く



