輸入盤国内仕様というものがある。
輸入盤に帯と解説を付けて、国内流通経路で販売されるものである。
日本国内でプレスする場合、まとまった枚数で無いとコストが見合わないため、こういった方法でリリースされることがあるのだろう。
CDではインディーズ系のレーベルの場合に多いのだが、国内のプレス工場が少なかった頃はメジャーレーベルでもそういったものがあった。 型番は国内プレスのものと同じであり、買ってみたら輸入盤国内仕様というのもあった。 (今は、国内盤でもコストの安い海外工場ってことがあるようで)
The Moody Blues の Caught Live も「買ってみたら」のクチだった。 紙ジャケにすれば、The Moody Blues の他の紙ジャケと同程度の数は出ると思うので再リリースして欲しい1枚である。 自分では、この Caught Live までが、初期作、という気がしている。
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Rick Wakeman で最初に買ったアルバム(LP)は「地底探検」だった。 輸入盤国内仕様で、元の型番の上に日本盤としての型番と価格が書かれたシールが貼られていた。 特殊ジャケやブックレット付きのものは、コストの問題があったのだろう。 「地底探検」もダブルジャケで内側にブックレットが貼り付けられていた。 ノリが弱く、すぐにはずれてしまった。
Rick Wakeman はとにかく多作なので、初期のものを中心に数えるほどしか購入していない。 その中では歌モノが好きで、ソロ作では「No Earthly Connection (神秘への旅路)」がいちばん気に入っている。
以前、Greatest Hits というタイトルの2枚組 CD を買った。 収録曲は1枚目が Yes の曲で、2枚目は「地底探検」全曲と他のソロアルバムからの曲が収録されていた。 タイトルはベスト盤のようだが、再録音らしきクレジットが書かれていたので買ってみた。
聴いてすぐコケた。 録音メンバは Rick Wakeman とベース・ドラムスの3人だが、ベース・ドラムスは打ち込みのように控えめで、ほぼ Rick Wakemanひとりによる再録だった。 ギターパートもボーカルの主旋律も全部キーボードで演っていた。 技術的にはスゴい箇所もあるのだが、オリジナルと比べるとショボいことショボいこと、デパートのBGMにでも流せそうな、まさに高級インストそのものだった。
多作って言っても、こういうアルバムが多いのかなぁと思ってしまった。
輸入盤国内仕様つながりで Cheech & Chong につづく


