Pere Ubu の Dub Housing


その昔、表現主義が流行った時期がある。 雑誌(といってもマイナーな雑誌だったと思うが)でも特集が組まれていた。 David Bowie がエゴン・シーレの伝記の映画化で主演したとか、Iggy Pop の Idiot のジャケもソレっぽい、とか書かれていたので、その頃のことだと思う。 表現主義はアートだけの活動ではなかったが、何でもアリというパンク的発想アートに重点が置かれて紹介されていた。


流行りモノに流されやすかったため、ユリイカの表現主義の特集号を買った。 バックナンバーをそろえている書店でダダイズムやシューリアリズムの特集号も買った。 ちょっと高かったがデュシャンの画集も買って、アートの意味をぐちゃぐちゃと考えた。

 結局、何がわかって何がわからなかったのかもわからないまま、飽きてしまった。 ただ、表現主義の絵(アート)の傾向というか感覚はなんとなく好きになった。


Dub Housing もよく見ると家が2つあるだけなのだが、何となくそういった感覚のするジャケである。 考えに考えて意味づけがされているような重厚感と、何かその先に進めない閉塞感、を感じる。


残念なことにレコードは画像をスキャンする前に処分してしまった。
代わりに The Art Of Walking の大画像でも。


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