ジャケ買いというのは、記憶に無いので、好きなジャケと言っても、「気にいっているアルバムの中で、気に入っているジャケ」ということになる。




まずは John Cale の Guts。
その昔、額縁つくって部屋に飾っていた。 飾っていたのはせいぜい半年か1年くらいだと思う。 今考えると、日当たりの悪い位置だったせいか、色あせが全くなかったのが幸いだった。




 このジャケのどこが好きだったのかはよく思い出せない。 イマイチな体型の立ち姿が気に入ったのかもしれないし、もしかすると John Cale の文字の色が気に入っていただけかもしれない。


 何で買ったのかも覚えていない。 たぶん John Cale は詳しくなかったので、ジャケを見てライヴ盤だと思って買ったのかもしれない。 あるいは、Roxy が好きだったので、Eno と Manzanera のクレジットを見て買ったのかもしれない。 とはいえ内容は今も気に入っているアルバムである。


~~~~~~~~~~~~~~



 その後 Kevin Ayers, John Cale, Eno, Nico 名義の June, 1 1974 を買うが、そのときは Eno の2曲を聴きたくて買った記憶がある (これは別に好きなジャケではない)。


第一印象はB面(Kevin Ayers)が退屈なアルバムだった。 今は Kevin Ayers も Ollie Halsall も好きだし、退屈だとは思わない、決して。


 さらに何年かして、John Cale の他のアルバムも買うようになった。 Fear も買ったが Guts に収録されていた以外の曲はほのぼのとした曲が多く、がっかりした記憶がある。


 これは今もそう思っている、少しだけ。