(邦題のつづき)


 邦題で後年まで定着するものは少ない。

そもそも定着するとは思えない邦題をつけているものが多い。


鷲頭、獅子胴の怪獣

極道
人食い犬


上から順に Gryphon 「鷲頭、獅子胴の怪獣」
Rose Tattoo の Assault & Battery「極道」
Nazareth の Hair Of The Dog 「人食い犬」

店頭で注文することを考えていないのだろうか。



ズィンク・アロイ

 T.Rex の Zinc Alloy And The Hidden Riders Of Tommorrow Or A Creamed Cage In August「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」 元が長いとはいえ、これは長すぎ。
先日触れたJethro Tull の Too Old To Rock'n'Roll : Too Young To Die !「ロックン・ロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる」も同様。




元題にインパクトがある場合も定着しない。


無限大の幻覚


Lou Reed の Metal Machine Music 「無限大の幻覚」

パンク・ロックの女王


Patti Smith の Radio Ethiopia 「パンク・ロックの女王」

今や、「当時はこんな邦題ついてたんだ~」となるくらい、知られていない。



ダブるのもダメかも

ロック魂
ロック魂


AC/DC の Let There Be Rock「ロック魂」、
Lynyrd Skynyrd の Nuthin' Fancy「ロック魂」


 話はそれるが、今回の紙ジャケ のAC/DC の Let There Be Rockは前回の紙ジャケと比べると、音が左右逆になっていた。 レコード(といっても日本盤だったけど)はとっくの昔に処分したので、どちらが正しいかわからない。 今回のものが正しいのだと思っておこう、、、

(来年につづく)