以前、トホホ・ジャケについて触れたが、軽症のトホホ・ジャケは多数ある。 考えてみると、だいたい以下の3パターンである。
まずは、ヘタクソな絵、これは非常に多い。 中でも構図のおかしいアンバランスな人物画が多い。 またその中で半分以上はアーティスト自身が描かれている。 よくこんな画像を本人たちがOKしたものだという気がする。
次に、「これってSFのつもり?」という意味不明の絵で、宇宙っぽい絵、未来っぽい世界、架空の世界などが多い。 30年前という時代を考えると、SF映画でのコンピュータは壁一面にランプが点滅しており、記憶テープのリールが回っている、というようなものだったので、仕方無いのかもしれないが、今見るとツライものがある。
写真のものでは、本人がカッコをつけたつもりがイマイチなものが多い。いかにも「ワイルド」という設定でな雰囲気を出そうとしているものや、すました顔写真アップなどである。
まずはヘタクソな絵。 ただしトホホ度としてはもう一歩、というものを。
Argent
の Counterpoints (クリックすると 50DPI になります) は、一見、美術の素養のある人が描いたように見えるが、どう見てもヘタクソである。 部屋の外の風景も、人物にしても意味不明である。![]()
Argent は前作 Circus で2本柱の1人であるギターのラス・バラードが抜けてしまった。 サエなくなったところで、続く本作 Counterpoints はレーベルが EPIC から U.A. に移りリリースされたアルバムである。 最も落ち目の状態でのアルバムであり、内容もそれなりである。![]()
ラス・バラードの曲は印象的なメロディーラインの曲が多く、他のアーティストによってヒットした曲もあった(America
の You Can Do Magic、 Kiss
の God Gave Rock & Roll To You などが有名)。 ロッド・アージェントの曲も良いのだが、やはりラス・バラードいてこその Argent である。
Zombies が再結成され盛り上がったときも Colin Blunstone の再発はあったが Argent までの波及は無かったように思う。 このアルバムが CD 化されることは無いのだろうか。
(つづく)
