鮎取りについて
その方はもう70歳を過ぎていらっしゃるが、世界遺産・熊野の近くの出身だそうで、
若い頃は鮎取りに夢中だったそうです。
「チョンかけ」と呼ぶ道具ですが、私の田舎では「ひっかけ」といいます。
お互いに少年の頃の夏休みは同じ様な遊びをしていた様で、
急に先生に親近感を持つことが出来うれしくなりました。
鮎釣りと言えば大半が「友釣り」ですが、これは川の清流を楽しみながら鮎を掛けるわけですから、
解禁の時に20匹程度、その後は10匹が精一杯ですので、
街からきた人が楽しむだけで地元の若者はあまりしません。
殆どのは「ひっかけ」で鮎を取ります。
小さいサオのさきに3センチ位の針をつけ、鮎が掛かると外れてすじで引っ張るしくみになっているんです。
鮎は石のコケのある所をぐるぐるまわり同じ場所に必ずもどって来ます。
そこへ「ひっかけ」をセットして待ち伏せをして、鮎が戻ってきたところをシャクリ、鮎をかけます。
もうひとつのやりかたは網で鮎をまきそのなかをまたも網を掛け、
せばめて鮎の動く範囲を狭くして、鮎をおいかけると岩にかまりうごけなくなりそこを引っかけるのです。
5年位でなんとか鮎が取れるようにはなりますがなかなか素人でできるものではありません。
私ももう地元の若者の半分位しか出来ません。
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