脊柱側彎症が発覚したのは、たしか中1の学校検診でした。体操服を着て、出席番号順に校医の前でお辞儀をして、背中の左右差をチェック。それまで大きな病気や怪我もなく、学校検診のことなんてすっかり忘れて過ごしていたある日、整形外科の受診をすすめる通知が届き、心底驚いたのを覚えています。
中1当時のコブ角は、胸椎部右凸28°、腰椎部左凸10.5°。すでに身長も160cmを越えており、大きく身長が伸びるか不明であったことや、コルセットのストレスを考えて、装具治療は行いませんでした(その後、身長は伸び続け169cmまで成長)。
当時は痛みも外見の大きな変化もなく、主治医から強く治療を勧められる事もありませんでした。
装具等の積極的な治療は行わなかったものの、年に1回は近所の病院でレントゲンを撮ってもらい、18歳頃まで経過観察を続けました。最終的には胸椎部28°、腰椎部32°くらいで安定し、ひとまず40°まで進まなかったことに一安心。もう身長が止まっているので大きく角度が変わることもないだろう、という見立てでした。
大学へ進学後は病院から足が遠のき、自覚症状もほとんどなかったことから、病気のことは忘れて暮らしていました。
背中の盛り上がりやウエストの左右 差も、不本意ながら個性の一つとして、深く気にすることはなかったのでした……。