せっかく採用しても期待はずれだった… | 企業のホームドクター「赤ひげ先生」

せっかく採用しても期待はずれだった…

採用チャンス時期のはずなのに、せっかく採用しても期待はずれだった…・。という

中堅中小企業の皆様ヘ


新卒求人倍率1.6倍、中途求人倍率0.5倍。学生さんとお話しても就職活動にあせりを感じ
ていたり、中にはすでに諦めていたり…・。企業にすれば千載一遇の「優秀な人材採用」の
チャンスです。しかし、昨今の事業環境のなか、意を決して人材採用に投資をしてもタイ
トルにあるような状況のお話を耳にすることがあります。
これには明らかな理由があることが多いです。

それは「感覚採用」。


経済産業省によると大企業では8割の企業は、論理的な採用をしています。
つまり「どんな人がほしいか」を共有し、応募者を集める際もその人に何をアピールする
かを明確にし、選考の際も欲しい人物を見るための視点、聞き方、判断基準を明確にして
います。
ところが、中堅中小企業は一人何役も仕事をこなし多忙であるため、求める人物は求人広
告業者まかせ、面接はフイーリングというケースが多いです。面接官により基準もバラバ
ラであることが多いです。あるいは求める人物を「とにかく元気なひとが欲しいんや!」「優
秀なひとが欲しいんや!」「ガッツがあるやつや!」と一般的な言葉を掲げるケースも多い
です。これでは採用できても本当に欲しい人材であるかどうかはくじ引きのようなもの。
入社後のお互いのミスマッチは避けられません。どう優秀な人がいいのか(頭の切れ、か
わいげ、行動力、突破力…・おおまかに分けても種類は多いです)。その対象者をどこで見
分けるのか。業務が多忙でそれどころではないとは思いますが、このタイミングで少し時
間を割いて、「求める人物像」「採用基準」「判断基準」などを整備し、科学的な採用をされ
ることをお勧めします。何しろ一人新卒採用すると、定年までに数億円かかる大型投資案
件ですから。
 現在、大企業になっている企業は不況期にその企業にあった優秀な人材を採用することに

成功し今日に至った企業も多く存在します。当分採用チャンスは続くと思います。


採用コンサルタント 松尾 誠二