宮部みゆき著
700頁以上の本が第1部~3部まであります。
途中飽きる描写もありますが、第1部を約6時間で一気に読んでしまいました。
図書館で第1部は40人待ちだったけど、第2部は4人待ち、第3部は1人待ちなので、次のが早く読みたいです!
あらすじ
都内のある中学校で雪の日の早朝、裏門で生徒が死亡しているのを同級生が発見する。
校舎屋上からの飛び降り自殺だと思われたが、校内の不良グループと喧嘩した後不登校になっていた生徒だったこともあり他殺の噂が広がる。
不良に虐められていた女子生徒が嘘の手紙を学校、父親が刑事のクラス委員長、担任教師に送りつけたこともあり騒動に。
担任教師宛の手紙が隣人の悪意によりマスコミに転送されて、テレビ局の記者が動き出す。
そして、嘘の手紙を投函するのに協力した女子生徒が交通事故で死亡する。
最後に、学校や警察に事件解決を期待出来ないと感じたクラス委員長が自分達で真相を探ろうと決意する。
最初にびっくりしたのは、携帯電話の無い時代の話だったこと!
主人公のクラス委員長の女の子は美人で頭が良く友達にも好かれるけど、自分の性格にちょっぴり悩んでる。
同級生はごくごく平凡な家庭ばかりでは無く、家庭に問題があったり、人格に問題があったり…
そしてちょっとした焼き餅や八つ当たりから問題が起きる。
人間の後ろ暗い部分がこれからどう暴かれていくのか?
男子生徒は何故自殺したのか?(本当に学校や世の中を自分で見限ったのか?)
そこを早く知りたいですが、ヒマじゃないと読めないなぁ…
(肩こるし)