ニート問題
CDAキャリアカウンセラー
さて、今回は現代ちまたで問題となっている「ニート」について
さまざまな傾向から、今後の対策を見出してみたいと思います。
結論からいうと、「ニートは親の問題」です。
まずニートとは・・・イギリスから来た言葉であり
「Not currently engaged in Employment, Education or Training」
日本語訳は
「教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない」
となる。
現在日本には64万人のニートがおり、今後も新卒採用減の影響から
増加すると考えられている。
<ニートを取り巻く傾向>
■親
・裕福な家庭が多い(役人、医者、先生、代々投資家とか)
⇒貧乏だとグレるか、苦労した分良い子に育つ。
・親が仕事に偏見を持っている
⇒ブルーカラー(現場職)でなくホワイトカラー(事務職)を強制する。
・親が自分の就職活動経験を押し付ける
⇒昔は自己PRや強い志望動機がなくても良かったが、
今はインターン参加、自己分析、希望職種をPRできないと受からない時代。
・親が子供とコミュニケーションをうまく取れていない
⇒テレビなど世間話はするが、仕事について深入りできない
・夫婦仲が悪い
・親自身に友達が少ない
■本人
・サークル、クラブ経験が無い人が多い
・高校、専門学校、短大中退者が多い
⇒ゼミや実習での対人関係
・アルバイトが長く続かない
・いわゆるオタクは少ない
⇒オタクは現実でもバーチャルゲームの世界でも友達がいるが、
ニートはどこでも一人。
・オタクほど一つのことに執着しない
⇒ゲームにしても深入りせず飽きてしまう
・ゆとり世代となりさらに増加傾向
他にもたくさんありますが、このくらいでもある程度の傾向が読めると
思います。
さて、ニートから脱出できる傾向は?
・本人と親がお互いに素直であること。
この一点となります。
どんなことでも、私だけは違うとか聞く耳を持たない人は成長しませんが、
ここでも当てはまります。
ニートの約半数はなんらかの精神障害を持っているといわれますが、
これは生まれつきだけでなく、家族間関係からそのようになってしまう人
が多いことから、やはり家族との日々のコミュニケーションをとると同時に、
親自身がさまざまな勉強を常にしなければなりません。
厳しい言い方をすれば、ニートの出現は
「親が自立した人間に育てる努力を怠った」
結果にほかなりません。
子供の責任は親が持つ。自己中のモンスターペアレントは論外ですが、
フィンランドのように「他人の子供も教育も国全体の問題」という意識が日本でも
定着されるよう願っています。