韓国は、屋台天国。
ソウルの街を歩いていると、至る所でノジョムと呼ばれる、屋台を見かける。
ちょっと小腹が空いた時に、とても便利なこのノジョム。
甘辛のトッポッキや韓国風唐揚げ(タッカンジョ)、韓国式おでんと色々ありすぎて、どれを食べようか迷ってしまう。
今の時期を代表する屋台と言えば、プンオパンだ。
[プンオパン]
韓国語で"プンオ"は川魚のフナ、"パン"は小麦粉を焼いたもの。
つまり、フナ焼き。
日本のたい焼きがルーツ、と言われるスイーツだ。
プンオパンは、寒い季節に登場する屋台。
ソウル随一の繁華街明洞では、100メートルに1軒位、プンオパンを売る屋台を見かける。
このプンオパンは、日本のたい焼きに比べると、少し小ぶり。
屋台によっても値段が違うが、4個で1000ウォン(100円程)。
日本のたい焼きに比べると、驚くほど安い。
このプンオパンによく似ているのが、インオパン。
[インオパン]
川魚の鯉をイメージしているというが、こちらは少しほっそりしていて、さらに小ぶり。
一番の違いは、インオパンにはもち米の粉が入っているので、パリパリした食感が特徴だ。
韓国では、プンオパンやインオパンの食べ方で、性格が分かるという。
例えば、頭から食べる人は、情熱的な人。
尻尾から食べる人は、ロマンチスト。
お腹から食べる人は、積極的な活動家。
おすすめの食べ方は、半分にちぎって尻尾から食べる。
こうすると、礼儀正しく頼もしい人に見られる、という。
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