2021/6/24 花嫁の父 | 福山機長の夜間飛行記録

福山機長の夜間飛行記録

月曜日から金曜日までの毎晩放送されるラジオ番組"JET STREAM"のうち、福山雅治機長のフライト部分を文字に書き起こして写真を貼り付けただけの自己満足ブログです。(※特定の個人・団体とは一切関係ございません。)

6月は、ジューンブライド。


アメリカでも、ヨーロッパと同じように、昔は6月に結婚式が多かった。


それは、アメリカの学校が、5月に卒業式を迎えるからだった。


良妻賢母をモットーとしていた時代、アメリカでは、学校を出たらすぐに結婚して、家庭に入る女性が多かったという。


しかしながら現代は、女性も学校を出たら働く時代。


最近アメリカでは、冬休みや夏休みを利用して、結婚式を挙げるカップルが多く、12月と7月が最も多くなったという。


[アメリカの結婚式]


ところでハリウッドでは、よく花嫁の父を主役にした映画が作られる。


それは、アメリカの結婚式で最も重要な役割を果たすのが、花嫁の父。


例えば、結婚式の幕開けを飾るファーストスピーチは、花嫁の父の仕事。


結婚式の雰囲気を盛り上げるため、気の利いたスピーチをするのは、なかなか大変だ。


しかも結婚式では、バージンロードを花嫁と歩き、乾杯の前のスピーチ、さらには結婚式を締めくくる花嫁とのラストダンスと、花嫁の父は大忙しだ。


実はアメリカでは、結婚式から披露宴の費用まで全て、花嫁の父が支払うのがごく一般的だ。


結婚式の費用は平均で、およそ270万円。


都市部では、550万円に跳ね上がる。


ではなぜアメリカでは、これ程花嫁の父に負担がかかるのかと言えば、どうやらこれは持参金の名残。


昔ヨーロッパでは、娘がより良い結婚をするため、父親が持参金を払う風習があった。


これまで育て上げた娘を、多額の結婚式の費用と共に嫁がせる、花嫁の父。


これだけ負担するのだから、主役になっても当然の事かもしれない。


【画像出典】

ありえない!日本人がアメリカの結婚式・披露宴で驚いたこと5選~お好きな時人生の一大イベントである結婚式と披露宴。国によってずいぶんお祝いの仕方が異なります。ここでは日本人ならびっくりするような、そして肩の力が抜けるようなアメリカの祝い方についてまとめてみました。ドレスコードがあるアメリカの結婚式・披露宴では、テリンクtabizine.jp