ホットドッグの本場、アメリカ。
そのアメリカで人気を呼んでいるのが、ジャパドッグ。
その名の通り、日本風のホットドッグ。
ふわふわのパンの間に、日本のお惣菜を挟んだホットドッグだ。
[ジャパドッグ]
このジャパドッグが生まれたのは、カナダの西海岸の町、バンクーバー。
今から15年前、日本人の夫婦が、この町の路上トラックで始めたジャパドッグ。
あっという間に、バンクーバーでは知らない者がいない程の人気店になった。
5年後には、念願のお店をオープン。
その後も快進撃は続き、現在ではカナダだけで、路上トラックを含め7店舗。
[ジャパドッグの屋台]
アメリカでは、ロサンゼルスやサンタモニカにも進出。
今では、ハリウッドのスター達も、食べにやって来るようになった。
アメリカやカナダで売られているホットドッグの相場は、1つ3ドル程だが、ジャパドッグは2倍の6ドル(およそ650円)と、ちょっと高め。
それでも人気を呼んでいるのは、多彩な品揃えとボリューム感にある。
現在売られているメニューは、ホットドッグだけで27種類。
照りマヨ、梅、海老の天ぷら、黒胡麻キムチといった、日本人にはお馴染みの味が並んでいる。
しかしながら、少しだけイメージが違うのは、例えば焼きそば。
日本のコンビニで売られている焼きそばパンを思い浮かべるだろうが、ジャパドッグはこれでもかと載った焼きそばの下に、巨大な黒豚のソーセージが潜んでいる。
[焼きそば]
日本では決して食べられない、西海岸の味、ジャパドッグだ。
【画像出典】