外脛骨切除・腱移行手術から6年。
6年前の今日は、「退院かぁ〜、帰りたいけどもう少し病院にいたい気もするなぁ〜」と思っていた日のような気がします。
松葉杖で新幹線とバスを乗り継いでリハビリに通っていた日々が懐かしいです。人の優しさにたくさん甘えさせていただいた3ヶ月でした。
6年経っても、手術をした日が近くなると手術や入院生活、リハビリ、通院、その他もろもろ…色々なことを思い出します。良いことも、辛かったことも色々。
何回も書いているかもしれませんが、手術していただけたおかげで私の人生は幅が広がりました。外脛骨があるままでは諦めていたかもしれないスポーツ、好きが嫌いになっていたかもしれない仕事。手術のおかげで、今も続けられています。そして、手術のおかげで制限が減り、趣味も広がりました。また、手術のおかげで人のあたたかさを知り、ハンディキャップを背負うことの大変さ、やるせなさを学ぶことができました。そして、それが今の仕事につながっています。
手術をしてくださった先生、ずっと気にかけてくださっている先生、医療スタッフのみなさんには本当に感謝しています。
ただし、迷っている方に手術を勧めるかという話となると、また別です。私は勧めません。メスを入れずとも生活していけるのであれば、迷った状態で手術に踏み切るのはリスクが大きいかなぁと思います。
外脛骨がない分苦痛は減ります。しかし、傷跡は残ったままです。メスを入れれば組織はくっつき、つっぱった感覚は少なからず残ります。後脛骨筋腱を切っているため、動きが悪いと感じることもあります。外脛骨切除術を受ければ煩わしいこと全てが解決するという訳にはいかないのが現状ではないかと思います。これらのリスクがあることを知った上で、主治医の先生とよく相談し、この先生になら手術をしていただきたいと思えるのであれば、メリットの方が上回るのかも知れません。
私は、長年お世話になっている先生が、「この先生になら任せられる」と言ったので、手術を決めました。長年お世話になっている先生は、県外へ転勤してもついて行くほど信頼している先生です。外脛骨手術は先生の分野外なので自分で執刀するという選択肢はなく、外脛骨手術は反対と言っていた先生でした。しかし、転勤した先の病院で「任せられる先生がいる」と言って紹介して下さいました。
実際に診察を受け、リスクを聞いた上で、決断しました。
術後、仕事に復帰し、オーバーユースに加えてもともとある神経障害の症状が強く出て痛みが増強した時がありました。その際に執刀してくださった先生から精神科を勧められました。その時は不快な感情でしたが、先生に言われた通りに心療内科へ行き、精神疾患でないと言われ、神経障害も扱っているいたみセンターに落ちつき、現在に至っています。
当時の私は、精神科や心療内科を敷居の高いものだと思っていたので、先生を信頼していなければ、心療内科へ行くことはなかったと思います。手術ミスだと思って、別の病院で再手術を受けていた可能性もあります。再手術をしていたら今こんなに快適な生活は送れていないかもしれません。
そう思うと、手術を決める上で、先生への信頼度はとても大切だと思います。
因みに、お世話になっている先生の見立ては正しく、執刀してくださった先生は思いやりのある方でした。6年経っても、毎年、レントゲン確認と手術箇所の触診をしてくださっています。そして、毎年、「術後の経過はばっちりです。頑張ってね。」と送り出して下さいます。
外脛骨手術から6年経った今、手術をして良かったと思えるのは、転勤しても変わらず引き受けて下さる先生、執刀してくださった先生、いたみセンターの主治医の先生、運動療法を引き受けて下さっている整形外科の先生、身体のケアをして下さる理学療法士の先生、治療に理解を示して下さる職場の方々、友人、家族等、たくさんの方のおかげです。
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