ケアレスミスの原因は様々だと思います。
そもそもの計算力不足、数の感覚がいまいち、知っている計算処理方法のバリエーションが少ない、演習量不足のために焦って書き間違い・読み間違い。
その結果、これまた様々なパターンのケアレスミスが発生するわけですが、私は「結果」側から何か傾向があるのではないかと考え、これを直近1ヶ月間記録してみることにしていました。
算数の演習の丸付けをする際や週テストの答案から、ケアレスミスパターンを拾い上げてきて記録するんですね。
すると、面白いことに、「結果」として出てくるケアレスミスのパターンに重複が生じていることに気付きました。
やはり、我が子がうっかりやってしまいやすいケアレスミスの傾向が見えてきました。
引き算なのか、かけ算なのか。
分数なのか小数なのか。
カッコのつけ忘れなのか、式の変形途中の書き間違いなのか、比のマルとサンカク、シカクの使い分けができていないのか。
かけ算、引き算などの暗算ミスについては、具体的な数(13✖️8=108にしていた)も記録します。
途中から、ケアレスミスのパターンを収集するのが楽しくなってきて、子供のケアレスミスに寛容になってきます(笑)
というのは半分冗談ですが、子供からしても好きで間違っているわけではないので、「こういった時にケアレスミスが発生しやすい傾向があるみたいだよ」と親が分析して教えてあげることも、子供にとって有益であろうと思います。
コレクター作業が負荷になるので、正直ずっと続けるのはしんどいということで、今回の組分けで“ケアレスミスゼロ”が実現した(たまたまでしょうが)こともあり、しばらくは打ち止めにします。