多くの進学塾では5年生までにカリキュラムが終了し、6年生の一年間はひたすら演習(アウトプット)の期間となります。
インプットは全員一緒で良いけれども、6年生からの一年間の伸ばし方は、集団塾で一斉に演習をやるよりももっとより良い方法があるのではないか、というご提言。
「苦手分野も、解けるようになる必要がある問題レベルも人それぞれ。オーダーメイドが一番良いよね」ということですね。
総論賛成です。
そもそも集団塾に通塾するメリットは、「学習量」を維持する「強制力」がある仕組みだと思います。
しかし、演習メインのカリキュラムになるとデメリットも大きくなってくる。
娘ちゃんがこの8月下旬に参加した四谷大塚の「8月特訓」では、これまで習った内容の復習でプリントで演習→解説、残った問題は宿題という形式で、後半の応用問題メインに解説を受けて帰ってくる、ということを8日間やったわけですが、全然定着しないんですよね。
問題解いて、解説聞いて、わかった気になって帰ってくる。
そして、解けなかった問題を再度解いてみると、往々にして自力では解けない。
もっと言うと、解ける必要がある問題かどうかもよくわからない。
つまり、苦手分野の特定と、解ける必要がある問題の穴埋め(同じ問題や類題を一定期間をあけて複数回解く)を家庭でやらなければならず、塾にお任せじゃダメだということですね。
これを個別指導併用、家庭教師という形でお金で解決されているご家庭も多いことなのでしょう。
- 「学習量」を維持する「強制力」
- 「理解度の低い分野の抽出と演習」
- 「再演習〜定着までの管理」
これらを全て満たすサービスを
コストを抑えて作ることが出来れば
“6年生での通塾”に取って代わることができる
のでしょうが…
私には思いつきません。笑
一番お金のかからない方法は
- 小5までのカリキュラムを高いレベルで子へインプットし、親も小6で4科目教えられるよう一緒にカリキュラムについていく
- 志望校別対策講座だけは受講し、最低限の強制力を確保(お友達も頑張ってるよ!という精神的なやつや、次週までの宿題によるもの)
- テストは四谷とsapix両方受けて、あとは家でひたすら模試と過去問の演習・復習
ですかね。
このほかに
「親」を「家庭教師」や「受験コンサル」に置き換えるパターンが考えられますが、信頼できる先生に巡り会えるかどうかというリスクがありますね。。
我が家はまだ中学受験をするかどうかも決めかねている状況ですが、今後のために、6年生での選択肢について今後も情報収集し、色々と考えていきたいと思います。
(何か良さげな情報があれば、教えてください)