昨日、予習シリーズ小4上第7回分数の復習をしていて、四谷カリキュラムがイマイチだと思った点を。


小4上予シリ上第7回分数では

1200円の2/5を「割り算→掛け算」の順で

1200÷5=240

240×2=480

として計算するよう教えていたわけですが

既に分数の掛け算を習った現在であれば

1200×2/5とできますし、そちらでやるようにいずれ軌道修正する必要があります

(計算の中身は一緒でも表記の仕方が違えば混乱する我が子のような子供もいます)



軌道修正するタイミングとしては、

「割合」を習う小4下第6回で初めて1200円の2/5は1200×2/5だよーとなります。

つまりは、約半年間はカリキュラム上、

「1200円の2/5は5で割って2を掛けよう

まだ割合習ってないからね」

となっていて、イマイチやなあと感じます。


①約数・倍数

②小数・分数 約分通分掛け算割り算

③割合・%(ここで初めて1200の2/5を教える)

④比


この流れでカリキュラムを組んでくれたら良くて

もっと言うと、関連する単元はできる限りまとめて教えてほしい😅


1,2ヶ月の間に、図形などの他の単元を混ぜずに、①→②→③→④を一気にかためてしまった方が、子供にとっての効率的な理解に繋がるのでは?(ちなみに③のうち%と④の比は五年生で習います)



浜、希、日能研さんなどの算数に定評のある塾は比較的、関連する単元をまとめて教える傾向にあると聞いたことがあります。


四谷カリキュラムやSAPIXがそれをやらないのは

「月次の組分けテストが似たような単元だらけになって見栄えが悪いから(どうしても幕の内弁当にしたい)」であって、“塾側の都合”でしかないのではないでしょうか。


無理に組分けを幕の内弁当にせずとも、効果的にインプットできるのなら、保護者的にはテストはシャケ弁でもからあげ弁当でも良いのですが。


学年間で類似単元をスパイラルするメリットはわかります。しかし、同じ学年間でぐちゃぐちゃやるのはデメリットも大きいというのが私の意見です。