富士フイルムの大変歴史のあるモノクロフィルム、ネオパンSSの24枚撮りが年内限りの出荷で生産終了になります。すでに36枚撮りは生産終了になっており、1950年代から続いてきたネオパンSSは完全に消えることになりました。

↑サクラ所有のネオパンSS、36枚撮りの在庫。
モノクロでの写真表現は現在でも一般的に行われており、モノクロフィルムを自家現像するなどのこだわりの作品作りも根強い人気があると思われていましたが、実際にモノクロフィルムを使用するのはかなり限られた世界になってきているようです。
さきほど大手カメラ店を数軒ほど立ち寄ってみましたが、ネオパンSSの24枚撮りは品薄になることもなく在庫されており、先行して終売となった36枚撮りも普通に売られていました。
メーカーが終売だと言っているのに在庫が豊富にあるということは、それだニーズが限られているということなのでしょう・・・
それほど遠くない時期にカラー/モノクロネガ、リバーサルを各1銘柄だけ残してあとは全部終了させるということになるかもしれないですね。