忘れた頃にやってくる、久々の機材シリーズです。
本日の機材はワイヤレス・フラッシュ・トリガー、またはラジオスレーブともいいます。
カメラから離れた位置に配置したストロボをケーブルを使わずに光らせる無線通信機器です。
本日の機材はワイヤレス・フラッシュ・トリガー、またはラジオスレーブともいいます。
カメラから離れた位置に配置したストロボをケーブルを使わずに光らせる無線通信機器です。
今メインで使っているラジオスレーブはスイス製の猛烈に高価なもので、何百メートルか先にあるストロボを確実に光らせることが出来るというものですが、だいたい、そんな撮影設定はまずないし、機械というものは壊れるときは壊れる・・・
と、いうことで、予備用にちょっと安めのものを探していたら中華製のものが見つかりました。

(上が送信機でカメラのホットシューに装着、下が受信機でストロボにシンクロ接続するかホットシューにクリップオンストロボをかませます)
PIXEL社のPawnTF-361というもので、送信機と受信機に各種ケーブルがついて8000円くらいです。
キヤノン用とされていますが、別途変換アダプタを用意すればソニーのカメラで使用できます。
キヤノン用とされていますが、別途変換アダプタを用意すればソニーのカメラで使用できます。
もともとの使用目的はジェネレータ式やモノブロックなどの大型ストロボを光らせるためのもので、受信機側にシンクロ端子がついていますが、見ての通り一般的なホットシューがついているため、クリップオンストロボを光らせることもできます。
見た感じ、しっかりした造りのようにも見えますし、当然にしてちゃんと離れたストロボを光らせることが出来ました。
試しにキヤノンのカメラに送信機を付け、ソニー製のストロボに変換アダプタをかませて受信機を付けてみましたがちゃんと光ります。ソニーのカメラにパナソニックのストロボ(PE-36s、PE-28s)という組み合わせも大丈夫でした。意外と雑食性は高そうです。

裏側も普通ですが、受信機の台座の部分がプラなのは仕方ないですが、この台座をホットシューにはめてストッパーネジを締めこみましたが外れやすい感じがしますので要注意です。
(中央のカメラねじは金属ですからその部分で固定する方式なら問題ありません)
なお、このラジオスレーブは受信機をカメラのホットシューに装着してレリーズケーブルと接続すると、なんとリモートレリーズに早変わりするという機能がありました。送信機を手に持ってボタンを押すと、離れたところにあるカメラのシャッターを切ることが出来ました(キヤノンのみ)。
レリーズに関してはメーカー純正の赤外線をつかったワイヤレスレリーズという手もありますが、カメラの真後ろからだと反応がイマイチだったりすることもあるので、ストロボを使わないときはかえって確実な代替手段となりえるようです・・・